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テコム第95回プレテスト解説書(第3回)掲載分
第92回保健師国試予想問題の解答・解説
問題 1
患者・対照研究では、相対危険度の代わりにオッズ比を計算し近似する。生態学的研究は、部分集団における曝露と疾病頻度とを観測し、疾病の危険因子を同定する研究であり、因果関係を立証できない。コホート研究では疾患の発生を待つ必要があるので、稀な疾患には向かない。横断研究ではある一時点における疾病異常者の割合(有病率)を計算できる。

正解 4

問題 2
我が国で最も多い新生児死亡の原因は、先天奇形、変形および染色体異常である。α-インデックス(α-index)は乳児死亡数を新生児死亡数で除したもので、数値が大きいほど後天的要因の比重が高いことを示す。我が国の乳児死亡率は低く、また早期新生児死亡率などと同様に減少傾向である。

正解 4

問題 3
末期医療ではペインコントロールが非常に重要であり、麻薬も使用する。宗教的立場からの援助も重要である。ホスピスの対象は末期悪性腫瘍患者に限らず、難病患者なども含まれる。

正解 2

問題 4
介入行為の効果や影響を調べる研究が介入研究であり、無作為化比較試験(Randomized Controlled Trial;RCT)はその中で最も厳密にデザインされた研究である。しかし、手続きが煩雑で容易に対象数を増やすことができず、完全にバイアスを制御することはできない。

正解 2

問題 5
フロンガスはオゾン層を破壊し、その結果、有害紫外線が地表に到達しやすくなる。酸性雨とは、一般にpH5.6以下のものをさす。北半球における大気中のCO2濃度は、落ち葉の発酵や、植物の呼吸作用が光合成作用を上回ることなどによって、春に最大となる。

正解 4

問題 6
放射線の人体への影響には確定的影響と確率的影響があり、確定的影響とはある閾値を超えると影響が出る障害で、皮膚の紅斑や脱毛などが含まれる。確率的影響は、閾値がなく、被爆線量が0に近くても影響が出る可能性があり、これには白血病や染色体異常などが含まれる。

正解 3

問題 7
食中毒の原因食物を推定するための疫学的方法がマスターテーブルである。フグ毒は熱・乾燥に強いため、毒素存在部位の完全な除去が必要である。食品衛生の維持・向上は保健所が主体となって関わっている。

正解 1

問題 8
我が国の高齢者は受診率が高く、入院医療費の占める割合が高い。寝たきり高齢者の介護者は女性が多い。また、脳血管性認知症のほうが多い。

正解 2

問題 9
医療における災害の定義がWHOで定まっている。外傷後ストレス障害(Post Traumatic Stress Disorder;PTSD)は、極度な外傷的ストレスを受けた者に発生する慢性的な精神的・心理的ストレス反応である。最も最優先するべきトリアージタグの色は赤で、ライフラインの確保は災害発生直後から行うべき重要な課題である。

正解 3

問題 10
保護者とは後継人または保佐人、配偶者、親権を行う者および扶養義務者を指す。精神障害者保健福祉手帳には疾患名、医療機関名、顔写真等の情報は載せられない。

正解 1

問題 11
生後6か月は母体からの受動免疫により罹患することはない。また、ワクチンの普及により患者数は減少している。発疹と二峰目の発熱がほぼ同時にみられる。

正解 3

問題 12
水痘はすべての発疹が痂皮化するまで、結核は伝染の恐れがないと認めるまで、風疹は発疹の消失まで出席を停止する。これは学校保健法に定められており、出席停止は学校医が助言し、学校長が行う。

正解 2

問題 13
麻疹は空気感染する。さらに、飛沫感染、接触感染など、さまざまな経路で感染する。

正解 1


作成監修:法橋尚宏(神戸大学医学部保健学科<小児・家族看護学>助教授)
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